ある日、妹のオコジョさんから相談を受けました。
部屋をオシャレにしたいの、助けてラッコちゃん!
というわけで、オコジョさんの部屋をかっこよくする計画が始まりました。
こちらは前編・準備編です。後編はこちら!
オコジョさんから部屋の相談
ラッコの妹のオコジョさんは、ライティングの活動をしながら仕事もしていて、一人暮らし。
居心地のいい部屋にしたいのにうまくいかず、困っていました。
部屋が散らかっていて気に入らず、からだも心も休まらないので、仕事に行く元気が湧かない。
そんな状況で、ラッコに部屋の相談をしてくれました。
困っていることを書き出す
まずは、オコジョさんが困っていることを聞いて、一緒に書き出すことにしました。
書き出した内容はこんな感じ。
オコジョさんの部屋の困っていること
・湿気がたまって、カーペットがカビ臭い
・片付かず、気が休まらない
・マンガ本300冊の収納が難しい
・押入れが溢れてる
・薬やコンタクト、書類などがうまく収納できない
・メイク棚や鏡がなく、姿見の前で立ってメイクしている
・ご飯を食べるテーブルにスキンケア類が溢れている
・湿度がわからない
主な問題は、部屋が片付かず、その結果風通しが悪くなり、カビのような臭いがすると言うことでした。
部屋での過ごし方に見合った機能がないのも課題でした。
部屋で何をしたいか書き出す
次に、オコジョさんが本当は部屋でどんなことをしたいのか書き出していきました。
オコジョさんが部屋でしたいこと
・作業机を別に用意してパソコンでライティングや調べものをしたい
・趣味で手紙を書きたい
・照明を変えて、こたつでリラックスして休みたい
・ご飯を落ち着いて食べたい
・メイクとアクセサリーも好きなので、落ち着いてメイクできる場所が欲しい
・仕事バッグに書類を用意するので、必要なものをまとめたい
まとめると、自分の活動としてのライティングと本業、両方にしっかり取り組むために
・ワークスペース
・リラックススペース
・出勤準備スペース
この3つの機能を整えるといい、ということが見えてきました。
現状を把握する
問題点と、改善点が見えたところで、現状を把握するために一緒に部屋に行きました。
当時のお部屋はこんな感じ。
汚いというほどではありませんが、どうしてもモノが散らかり、リラックスできない状態でした。
また、天井のシーリングライトが部屋を均一に照らし、片付かない場所が目立ってしまっています。
ある程度ものを減らさないと、模様替えが難しい状況でもありました。
しかし、ここからオコジョさんの怒涛の片付けラッシュが始まります。
がんばる
片付ける
さて、片付けは「いるか、いらないか」の判断が必要なので、ひとまずオコジョさんに任せることにしました。
アドバイスは一つだけ。
空箱や空き袋は捨てよう
空箱を収納に使えると思って取っておく人はけっこう多いようです。
しかし、箱があればものを入れたくなるのがヒトの性。
箱や袋があればあるほど、物もどんどん増えていきます。
空箱、空き袋は数を絞り、基本的には捨てていく方が良いです。
また、服などのアイテムは、相談しながら、生活に必要な適切な数を決めていきました。
次にオコジョさんの部屋を訪れたときには、ラッコもびっくりしました。
きれいになってる!
前回に比べて、余分な服や布物、空箱や袋がかなり処分されていました。
オコジョさんの「部屋を絶対におしゃれにする!」と言う強い意志が感じられました。
ラッコも協力して、大きめの家具を車で運び出し、生活動線に合った収納場所を決めて行きました。
ここまでくれば、後は簡単。
イメージを固めて、部屋作りに着手していきます。
がんばった
Pinterestでどんな部屋にしたいかイメージする
実は、片付けと同時並行で進めていた作業がありました。
それは、どんな部屋にしたいかのイメージを具体的にすること。
おしゃれにしたいといっても、その言葉のイメージは人によって違います。
部屋のテイストの好みも違うので、ここがずれていると作業が進みません。
イメージを固めることで、どのような部屋にしたいのかがリアルに感じられるようになってきます。
そこで、Pinterestと言う画像スクラップアプリを使いました。
登録して画像検索。
気に入った画像をまとめて、いつでも見ることができます。
こちらを使って、オコジョさんの理想の部屋、こんな風にしたい、と言う部屋のイメージをの写真を集めてもらいました。
あつめた
当時共有してもらったPinterestはこんな感じ。
本人も気づいていませんでしたが、ナチュラルスタイルのシンプルでぬくもりが感じられる部屋が好みのようです。
木と植物が好き
オレンジ色の照明がいい
ゆっくり寝たい
好みが具体的になってきたので、この雰囲気に近づけるべくアイテムを選定していきます。
レイアウトを決める
次におおまかなレイアウトを定めていきます。
どんな家具を配置するか、いらない不要な家具がないかを先に判断します。
これをしておかないと無駄なものを買ってしまう可能性があるので、注意です。
今回の場合、家具の配置自体は使いやすい状態になっており、レイアウトに大きな変更はありませんでした。
アイテムの目星をつける
次に、アイテムの選定を進めます。
今回の予算は、5万円〜10万円。
居心地のいい部屋をつくるための資金です。
予算に合わせて、アイテムを選定していきます。
まずは、ラッコがインターネットで検索して目星をつけて行きました。
探して選ぶ
基本的には、ラグやベッドカバーなどの面積の大きいもの、照明器具や机など、パッと見て目立つものから選んでいきます。
また、最初に挙げた「困りごと」を解決するもの、よく使うものも優先的に選びます。
予算の関係で、IKEA、ニトリ、無印を中心にアイテムを探してきました。
前回のプロセスで作った、Pinterestの画像が大きな指針になりました。
これはいいかも、と思ったアイテムは、表計算ソフトにリンクや金額とともにメモしていきます。
この段階で、「これとこれ、どっちがいい?」と聞いていき、オコジョさんの好みを明確に把握していきました。
どっちがいい?
こっち!
後編へ続く
後編はいよいよ、お店に行って、実際に家具を購入、配置していきます。
オコジョさんの部屋は居心地がよくなったのか、後編でご覧ください!