ぷかぷか!ラッコライフ(rakko-life)です。
ラッコ家では、夫であるラッコライフが毎日のご飯づくりを担当しています。
毎日のご飯づくり、大変ですよね
なるべく家事をラクにするのがおうちリゾート暮らし。
15分でご飯をつくる方法をご紹介します。
「一汁一菜でいいという提案」
こちらの言葉は、料理、研究家の土井善晴さんの著書のタイトルです。
一汁一菜って?
・ごはん
・みそ汁
・香の物(漬物)
土井善晴さんは著書の中で、この3つが家庭料理の基本であり、これだけをしっかり用意すれば充分に毎日の食事になると述べています。
ご飯を炊いて、具だくさんの味噌汁を作り、おかずを一品何か用意すれば充分だと。
日々の料理では、疲れている時もあれば、調子の悪い時もあります。
そんな中で、たくさんのメニューを無理して用意する必要はなく、この一汁一菜でしっかりとバランスを取ることを勧めています。
この記事に沿ってご飯を作れば、一汁三菜まではすぐに用意することができます!
日本では、明治維新以降の近代化の流れで、富国強兵を進め、日本人の食事面からの健康を図るために、様々なバランスのとれたメニューを推奨した時代がありました。
その流れは、昭和以降、専業主婦が増えていくことによって大きな流れとなり、家庭料理でたくさんの品目を用意することが良いとされるようになっていきました。
様々な国のあらゆるメニューを、家庭で食べられる事は素晴らしいことですが、それがプレッシャーになり、体や心の調子が損なわれては元も子もありません。
現代では、共働きでご飯を作るのが大変なご家庭も多いと思います。
そんな中、作る人が安心して、楽に毎日作れるメニューこそが一汁一菜なのです。
家電を駆使して、作業を自動化する
まず初めにやる事は、炊飯器を用意することです。
とはいえ、ほとんどのご家庭で、炊飯器は持っていることと思います。
実は、料理を効率化するのに1番良いのは熱源を増やすこと。
炊飯器はどのご家庭にもある効率的な熱源です。
最近の炊飯器は優秀なので、浸水の時間も含めて、簡単に美味しくご飯を炊いてくれます。
これで、一汁一菜の基本であるご飯が用意できました。めでたい!
さて、次は味噌汁です。お味噌汁を作るのが、革命的に楽になる家電をご紹介します。
アイリスオーヤマのクッキングケトル。
お湯を沸かせて、メニューを選んで自動で料理を作ることもできる優れものです。
(コンパクトに収納できるHAGOOGIのクッキングケトルもけっこう良さそうです)
火を使うときに、1番大変なのは、火を止める必要があることです。
鍋を火にかけている間は基本的にそばにいる必要があります。
充分に加熱されたら、ガスコンロのレバーを操作しなければなりません。
こちらのクッキングケトルでは、沸騰したら自動で加熱を止めてくれるので、スイッチを押した後はそばについている必要がありません。
ラッコは毎日、これでみそ汁をつくっています!
材料を入れて、沸騰のボタンをしたら、お風呂に入ってくることも可能です。
お風呂から上がったら、味噌汁ができています。
最後におかずを一品用意しましょう。
漬物でも充分なのですが、さすがに毎日の食事のメインがキムチと言うのも、家族の理解を得難いと思います。
ラッコ家では、たいてい、煮物かオーブン焼きです。
煮物の場合は、味噌汁を作る前に、クッキングケトルにお肉や野菜を入れてメニューボタンを押して加熱します。
肉じゃがや鶏大根などが定番です。
オーブン焼きの時は、無印良品のオーブンレンジを使っています。
同じく、無印良品の琺瑯バットに肉や魚、野菜などを敷き詰めて、塩やオイルをかけて焼きます。
我が家では、ブレーカーが落ちるので、炊飯器、ケトル、オーブンの3つを同時に使うことはできません。
タイミングはずらす必要があります。
キッチンばさみと果物ナイフが最高(まな板は使わない)
包丁とまな板を使って材料を切るのは、大変ですし、洗い物の手間も増えてしまいます。
ラッコはなるべくまな板を使わずに、ケトルやフライパンの上で直接材料を切るようにしています。
手を切らないの?
なんか大丈夫!!
ジャガイモ、カブ、ニンジンなどの根菜類の場合は果物ナイフ。
白菜やほうれん草、小松菜などの葉物はハサミで切ります。
ちなみに、ニンジンやジャガイモはたわしでよく洗って、皮は剥かずに使っています。
皮つきの野菜も美味しいよ〜
レストランで働いていたことがあるツマシカさんが教えてくれました。
おしゃれなカフェでもよく見ると思います。
皮剥きがないと、調理にかかる時間が劇的に減ります。
鶏肉や豚肉も、フライパンやオーブン焼きのバットに入れて、 ハサミで直接切っています。
そのまま加熱してしまうので、食中毒の心配が少なくて安心です。
フランスのお母さんも、まな板を使わず、ナイフで直接調理することが多いそうです。
ラッコは、お気に入りの小ぶりの包丁も持っていて、お客さんが来る時のおもてなし料理では包丁も使います。
メニューの「着回し」を考える
ご飯のための毎日の買い物も大変だと思います。
大変になってしまう1番の理由は、様々なメニューを作ろうとして、材料のバリエーションが増えていくからです。
一汁一菜を基本にすれば、メニューが決まりやすくなり、自然と買い物のラインナップも決まってきます。
ラッコ家の場合は、タンパク質のおかずは、豚こま肉、鶏胸肉、鮭が中心。
野菜類は季節の野菜を中心に買っています。
特に重宝するのは、味噌汁で使いやすい、小松菜、白菜などの葉物と、きのこ類。
おかず用には、豚こま肉、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもが定番です。
この4つで、豚汁、カレー、肉じゃがができます。
卵を足せば、開花丼も作れます。
とん汁、カレー、肉じゃがはだいたい同じ
買い物の定番品を決めることで、毎日の調理を楽にすることができます。
みそ、キムチ、納豆が3種の神器
一汁一菜を中心とした毎日の食事においては、味噌、キムチ、納豆が3種の神器です。
味噌は味噌汁に使いますし、豚コマの炒め物に使えば、ホイコーロー風になります。
味噌をご飯にのせて、ふりかけがわりにしてもおいしいです。
キムチはそのままでも、一汁一菜の香の物になります。
乳酸発酵をしている漬物なので健康にも良いですし、豚キムチ、キムチ鍋、キムチ豚汁など、定番の材料と合わせて料理のバリエーションにも使えます。
日本の漬物も、伝統的なものは乳酸発酵なのですが、今スーパーで売られている沢庵や浅漬けなどの漬物のほとんどは、調味液につけただけのものなので、発酵食品でないものが多いです。
こちらも香の物としてはおいしいので、好きな方は取り入れてみてください。
納豆も同じく発酵食品で、健康にもよく、混ぜるだけで美味しく食べられるので重宝します。
みそ、キムチ、納豆には腸内環境を整える乳酸菌がたっぷり!!
具だくさんの味噌汁に、キムチと納豆を添えれば、1人のお昼ご飯などには充分嬉しいメニューになります。
すぐに使える食材を活用する
先ほどの定番食材に加えて、すぐに使える冷蔵の食品や、乾燥食品、缶詰等もとても便利です。
下ごしらえが要らないので、気軽に使えて栄養を補うことができます。
ちくわや豆腐、乾燥わかめや煮干し、サバ缶や焼き鳥缶をよく使います。
これらの食材は、味噌汁や鍋に使ったり、炊き込みご飯に使ったりすると、調理しやすく食べやすいです。
火を使わない「カルテスエッセン」
ドイツでは火を使わない料理のことを、 「冷たい料理」という意味の「カルテスエッセン」と呼びます。
パンに、チーズやハム、お惣菜などを切って添えるだけの簡単な料理です。
暖かい料理として、スープを添える場合もあるようです。
決して手抜き料理と言うわけでもなく、市販のチーズやハムがおいしいこともあって、家族に喜ばれるようです。
日本のご家庭でも、似たような発想の日があってもいいと思います。
どうしてもやる気がでないときもあります
例えば、 豆腐の冷奴、缶詰の味噌煮や焼き鳥、 パックの浅漬けなどをお皿に並べると、意外と品数は増えていきます。
味噌汁を作り、 残り物の煮物などを並べれば、温かい食事になりますので、お休みの日などはよくこのパターンのご飯にしています。
こういう日があってもいいと思います。
それでも大変なときは
それでもご飯作りが大変な時はあります。
Uber Eatsや外食を使うのも良いですし、自炊の場合は鍋が最強です。
あるものをぶち込んで火にかける
そんなときのために、土鍋を持っておきましょう。
幸せになれます。
逆に、気合を入れて仕込んだ料理も楽しいものです。
ラッコも料理は好きなので、クリスマスなどの特別な日や、お客さんが来る時は、 楽しんで手の込んだ料理を作っています。
ネココやお客さんからリクエストをもらって、鳥ハムやハンバーグ、ローストビーフをつくります。
食事は、家族の団欒の時間でもあります。
工夫して、ラクで健康、美味しくて楽しいご飯ライフを満喫しましょう。
ぷかぷか!